DALFって何?DELFとは違うの?
ずっと疑問に思っていたのに調べるほど気にならないし、DALFなんてそもそもしばらく縁は無いし、と思っていたのですが。ブログも始めたしせっかくだから調べてみました。
や、普通知ってるでしょ。今更?っていう方はスルーしてください。聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥っていうじゃないですか、このケースが当てはまるのか知りませんが。
まず。
DELF → Diplôme d'Etudes en Langue Française フランス語学力資格試験
DALF → Diplôme Approfondi de Langue Françaiseフランス語上級学力資格試験
どちらもフランス国民教育省によって認定されている、フランス国外の方のフランス語能力を測るための試験。
違いとしては、主にDELFが一般レベルの試験であることに比べ、DALFはAdvancedレベルであること。
DELF/DALFは、
初級から上級まで、A1-A2-B1-B2-C1-C2と、合わせて6段階あり、このうちA1からB2まではDELF、C1とC2がDALFと定められている。
目安としては、フランスの大学に学部1年生として入学するのであれば、B2が必須。修士課程に入学する場合はC1程度が要求される。
delfdalf.jpのウェブサイトには以下のような詳細な目安が掲載されている:
欧州言語共通参照枠等級 |
DELF / DALF |
言語使用者 |
|
学習時間の目安 |
C2 |
熟達した言語使用者 |
熟練 |
1000時間以上 |
|
C1 |
自主的運用 |
800-950時間 |
||
B2 |
自立した言語使用者 |
上級 |
550-650時間 |
|
B1 |
中級 |
350-400時間 |
||
A2 |
基礎段階の言語使用者 |
初級 |
150-200時間 |
|
A1 |
入門 |
60-100時間 |
テストはどれも
Listening
Reading
Writing
Speaking
をカバーしていて、A1からB2までは文法の勉強をしていく中で徐々にレベルを上げていける印象だが、C1やC2に関しては文法や基礎を理解した上での応用問題が多く出題される。
試験時間も大きく異なり、A1からB2がどれも1時間半から2時間半程の試験時間(それでも長いけど)に対し、C1やC2は3時間半から4時間ほど(!)の長時間となっている。TOEFLも4時間ちょっとくらいかかることを思うと、そんなものなのかな。
今回B1をしっかり取って、年末にはB2目指したい!
À bientôt 👋